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電子分解炉について
廃棄物の処理に関する技術のひとつとして廃棄物の「燃焼」ではなく、「熱分解」という現象が知られていました。
廃棄物の量の増大による埋め立て地の逼迫問題や
従来の焼却方法による燃焼排気ガス中に発生する有害物質が問題視されています。
そこで廃棄物の中から各種資源を回収し廃棄物の減容減量化をはかり、省資源化 ・省エネルギー化 を進める方法が考えられていますが、廃棄物の熱分解というのがその1つです。
熱分解の原理
システムの原理は装置下部に敷いたセラミックスに遠赤外線による輻射熱を発生させてその熱を有機物に吸収させることによって分解させます。
この原理を利用した廃棄物処理装置はこれまでに多数の生産がありますが、その多くが熱分解を継続させるために磁石を活用しています。ですが処理スピードが遅いことや含水量が多い廃棄物は分解されないという課題がありました。
そこで磁石に加えてイオン化空気を活用してこうした課題をクリアできる製品というのがこの電子リサイクル装置なのです。
「熱分解」がはじまると、特殊な技術によって「熱分解」を持続させ、燃料を投下することなく、廃棄物自体が燃料となって、分解が進みます。
電子分解炉を利用することによるメリット
特長
電子分解炉801形はリチウムイオン電池の無害化、廃棄版などからの貴金属、レアメタルの採取に適すためリユースの事業展開が可能になります。
焼却とくらべて10分の1程度のCO2発生量であり環境問題に配慮。
装置本体が高温になりにくいため安全性が高い。
廃棄物の“地産・地処理”を可能とする。
電子リサイクルシステム 801型


「電子リサイクルシステム」は“SDGs”に対応した製品です。SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
世界中で地球温暖化の影響が年々深刻さを増しています。日本でも大型台風や局地的な豪雨による大規模な自然災害が多発し、多くの犠牲者を伴うこともあります。地球温暖化防止に向けて、二酸化炭素(CO2)排出量の削減が急務なのです。

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